陥没乳頭

このような方に向いています

乳頭が引っ込んでいて、刺激しても出てこない方

陥没乳頭とは

乳首がバスト内に陥没している状態を陥没乳頭といいます。陥没乳頭は近年若い女性に多く見られる症状で美容的に問題があるだけではなく、乳腺炎の原因になったり、授乳の妨げになってしまうなど健康面や機能面からも大きな問題があるため、出産するまでに治療する必要があります。

陥没乳頭は乳管の発育障害により乳管が短く、組織の中に乳頭が引き込まれて陥没している状態であり、成長期に乳房の発育に伴い目立ってきます。陥没乳頭は「仮性」と「真性」に分類することができます。刺激を与えることにより陥没が改善されるものは「仮性」といえますが、それでも陥没したままである場合は「真性」と考えられます。「仮性」であればマッサージや吸引療法などにより改善することもありますが、「真性」である場合には手術によって完治させる必要があります。

診療内容

乳頭の外周を一部切開し、乳頭内の乳管を周りの組織から1本1本分離させることで乳管を引き上げます。乳管を傷つけることなく授乳にも問題ありませんので、授乳前の方でも安心して手術をお受けいただけます。

1

陥没している乳頭の外周を一部切開

2

乳頭と内部の乳管を引き上げる

3

切開部分を縫合し陥没を修正

 

詳細

治療時間

60~90分

麻酔 局所麻酔
ダウンタイム

腫れ 2~3日程度

内出血1~2週間

抜糸

10~14日後

通院 2~3日後、10~14日後、1ヵ月後、3ヶ月後      
シャワー     創部がぬれなければ当日より可能
入浴 抜糸翌日から可能
激しい運動

激しい運動は4週間後より可能    

抜糸するまでの間は、傷跡を圧迫したり、擦られたりすると、痛みがあります。抜糸が済んだ後は、比較的創部は安定しますが、手術後1ヶ月くらいの間はキツめのブラジャーはしないのが無難です。1ヶ月経過すれば普段通りのブラジャーを付けていたただいても問題ありません。

 

よくある質問

陥没乳頭には、真性と仮性があると聞きました。自分で見分ける方法はありますか?

指で刺激を与えても外に出ないもの、出方が不十分でくびれがないもの、中央がくぼんでいるものは「真性」です。刺激を与えればすぐに外に出るもの、完全なくびれができるもの、すぐにくぼまないものは「仮性」です。

陥没乳頭は治したほうがいいのでしょうか?

 

陥没乳頭は、若い女性に多い疾患です。見た目の問題だけでなく、健康や機能の観点からも問題があります。まず、そのままでは授乳が困難です。また、へこんでいる部分に汚れがたまり、不衛生な状態になり、雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、乳腺炎という病気になるリスクも非常に高くなります。以上の理由から、状態に合わせての治療をお勧めします。

手術中や手術後に、痛みを感じることはありますか?

手術は局所麻酔によって行われるので、最初にチクッとする程度で、手術中に痛みを感じることはありません。術後は引っぱられるような感覚や軽い鈍痛の様な痛みや、触れると少しの痛みはありますが、日常生活に支障のない程度です。痛み止めを処方いたしますので痛みは最小限です。

 

 

 

手術をした後、乳頭の感覚が鈍くなることはありますか?

切除縫合した部分が、一時的に感覚が鈍くなることがあります。傷が治るにつれて元の感覚に戻るのでご安心ください。逆に埋没していた乳頭を露出させますので、術直後は着衣などの摩擦で感覚が敏感になる場合もありますが、時間とともに慣れていきます。

手術の傷跡は目立ちますか?

乳首はもともと傷の治りが良く、傷跡が目立ちにくい部位です。また、美容外科・形成外科の認定専門医が丁寧に施術しておりますので、心配ありません。

手術後、陥没が再発する可能性はありますか?

陥没の状態に合わせて適切な手術を行えば、ほぼ元に戻る事はありませんが、重度の陥没乳頭などでは1割未満で再発の可能性があります。

手術後の固定はありますか?

手術後1週間は乳頭が乳腺側に引き込まれない様にプロテクター固定をし、その上からガーゼで固定します。

手術後、気を付ける事はありますか?

陥没乳頭の手術は、乳頭が突出した状態をつくる事にあります。術後1ヶ月はブラジャーでの圧迫や就寝時にうつ伏せで寝るなど、突出した部分を逆に押し付けたりしないよう、気を付けるようにして下さい。

手術後、ブラジャーはいつ頃から着用可能ですか?

 

乳頭を圧迫しない様にする為、1ヶ月間はブラジャーの着用は禁止です。もしくは、大きめのカップのブラジャーを着用する様にして下さい。

他院で陥没乳頭の手術をしたのですが再発してしまいました。 再手術は可能ですか?

治療後の再手術も可能です。

手術後、授乳に影響しますか?

乳腺組織や乳管を損傷することはないため、授乳に影響はありませんのでご安心ください。ただし、重度の真性陥没乳頭の場合や、陥没乳頭の再手術の場合に、乳菅を切る方法を選択した場合には授乳は出来なくなります。

へこんでいる乳首を、普通の女性のような乳首にできますか

乳頭がへこんでいる状態を「陥没乳頭」と言い、若い女性に多い疾患で、日本人女性の約3割は陥没乳頭だというデータもあります。原因となるのは、「乳管」というお乳が通る管の発育不全です。見た目の問題だけでなく、乳首がへこんでいるとおヘソの穴のようにゴミがたまって不衛生になり、雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、乳腺炎という病気になる確率が非常に高くなります。また、そのままでは授乳も行えません。陥没乳頭は美容的にも問題ですが、それよりも機能上の問題として、出産までに必ず手術で治しましょう

陥没乳頭の場合、乳腺炎になりやすいですか?

乳腺炎は、乳腺が炎症を起こす病気です。放っておくと乳腺の正常な部分まで破壊され、うつ伏せに寝ることができないほど激しい痛みをともないます。また寒気がし、発熱するため、日常生活にも大きな支障をきたします。さらに膿がたまって乳房内に膿瘍(のうよう)ができてしまった場合は、切開して排膿するという処置が必要になります。こうした事態を避けるためにも、陥没乳頭の治療はできるだけ早く受けられることをおすすめします。

手術をした後、どのくらいで仕事復帰できますか?

事務仕事であれば、翌日から普通に仕事復帰できます。 汗をかくようなお仕事の場合は、加減すれば翌日からでも可能ですが、可能なら数日程度回復を待ってから復帰としたほうが良いでしょう。日常生活は、激しい運動などで患部がこすれたり、力が加わったりしなければ、基本的に普通の生活ができます。

普段はへこんでいますが、刺激を与えると出てきます。それでも治療は必要でしょうか?

仮性の陥没乳頭の場合も、治療は必要です。仮性の場合は授乳が可能なこともありますが、真性の場合と同様、乳腺炎という病気になるリスクが非常に高いので、治療を受けられたほうがいいでしょう。

手術以外の改善方法はありますか?

真性陥没乳頭の場合には手術以外には方法はなく、軽度の仮性陥没乳頭の場合にはマッサージや吸引を繰り返し行うとある程度改善するともいわれていますが、確実ではありません。確実な改善方法としましてはご手術をおすすめ致します。

未成年ですが手術できますか?

手術同意書のご記入などにより保護者の同意が確認できれば手術できますが、 原則として保護者の方とご一緒にカウンセリングを受けるようにしてください。

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