TATOO REMOVAL
タトゥー除去
DETAIL
施術について
タトゥー除去の2つの方法
- レーザーによる除去
- 切除・修正
当院では、「レーザー除去」と「切除」の2種類があります。
タトゥーの大きさや色、ライフスタイルに応じて、「レーザー除去」か「切除」を選択します。
レーザーは短時間で気軽に受けられますが、回数が必要となります。
一度で消したい場合は、大きさにもよりますが切除が適しています。
形成外科認定医が治療にあたらせていただきますので、目立たない傷跡で自信をもってお勧めしております。
レーザー除去法
LASER
レーザーを照射し色が入っている部分の色素細胞のみを破壊して徐々に刺青・タトゥーを除去していきます。治療の際には輪ゴムでパチンとはじいたような痛みがあります。
薄い色のタトゥーであれば1回の治療でかなり目立たなくなる場合もありますが、多くの場合は複数回通院が必要となります。
入れてしまった刺青・タトゥーは、就職など社会生活には場合によって不向きなことがあります。そのために刺青・タトゥー除去を希望される方は多くなってきています。
従来は切り取るなどの治療法しかなく、傷跡も大きくなってしまうことが殆どでしたが、現在は治療技術が進みレーザー治療によって刺青が除去できるようになりました。
当院のQスイッチルビーレーザー(TattoStarR)は、色素を持つ細胞のみを破壊し、そのほかの細胞へのダメージを最小限度にすることが可能です。レーザーを刺青に照射することで、色素を破壊し、回数を重ねながら徐々に薄くしていく施術法になります。
※塗料に金属(水銀)などが含まれる場合は、レーザー照射によって汚く変色する事もあります。
メリット・デメリット
メリット
- 広範囲のタトゥーの除去にも対応
- 皮膚を切らずに治療できる
- 薄いタトゥーであれば比較的簡単に消える
- ほとんどの部位に照射することが可能
デメリット
- 治療回数がかかり治療期間も長期になる
- タトゥーの色によっては反応しないものがある
- 薄くはなるだけで、完全に消せない場合がある
レーザー除去にかかる回数
タトゥー入れ墨除去にかかる回数は、以下の要因で変わってきます。
- どこまで薄くして(消して)いきたいか
- 誰が入れたのか(アマチュア・プロ)
- どの程度の濃さ・薄さ
- 色が多用されていないか(黒色のみなのか)
- 本人の生活習慣・喫煙等
レーザーでタトゥーを除去していく場合には、どこに目標を置くかによって治療回数は異なってきます。
薄めのであったり、筋彫りのみの場合には、数回の治療でもかなり薄くなっていきますので人によっては、それがゴールとなるかもしれません。
自分で入れたタトゥーは、色素があまり深くに入っていないことが多いので、ほんの数回・場合によって1回の治療でも取れてしまうことが多くみられます。
他人が入れたアマチュアタトゥーの場合には、プロが入れるよりも深く入っていることもあるため、回数がかかってしまうことも見受けられます。
また、墨汁、インク等の違いによっても、難易度は異なってきます。プロが入れたタトゥーの場合には、一定の深さに入っている場合が多く、純粋に入れた色素の濃さ、色の種類、面積によって治療期間が異なってきます。
例えば、色が濃く且つ広範囲に入っているような場合には、色素が排出されていくまでに時間がそもそもかかりますので、治療回数も多くなっていきます。
レーザーで色素が瞬時に破壊されることで、皮膚の中の異物として認識されるようになります。
その後少しずつ新陳代謝に従って排出されていきます。
破壊された色素が排出されるまでにかなりの時間が必要ですので当院では、例外もありますがおおよそ2ヶ月ほど開けて治療を行なっていきます。
排出が進む前に照射をしても、一度破壊した再度破壊することになるため、早い間隔でレーザーを照射したほうが治療経過も早そうに思われるかもしれませんが、無駄な治療が増えていく可能性があります。
体の代謝が良くなければ滞りがちになるため、喫煙されている方は、そもそも傷の治りも悪いのでレーザーによる治療効果もそれなりになってしまいます。
タトゥー除去を効果的に進める上で、体調管理は十分にするべきです。
施術について
- 施術時間
- 5~20分(範囲により異なる)
- 前処置
- 局所麻酔注射またはクーリング
- 通院
- なし(自己ケアを行っていただきます)
- 通院間隔
- 2~3ヶ月以上あける
経過
直後から赤みや腫れがあらわれ、1週間くらいで落ち着きます。やがてカサブタになり、7~10日程で剥がれ、徐々にタトゥーが薄くなります。
副作用・リスク
色素沈着・水疱形成、色素脱失、ケロイド
切除法
SCAR
レーザーでは一部色素が残ることもありますが、切除法では確実に消すことが可能です。
刺青が入っている部分の皮膚を切除し、周囲の皮膚を寄せて縫合します。
形成外科専門医によりできるだけ目立ちにくくなるように治療をいたします。
傷跡部位や程度によって治療法が異なり、切除が難しい場合でも皮弁や特殊なデザインを用いた治療が可能です。小さなタトゥー・刺青なら1回で完全に除去が可能です。大きさや部位によっては1回の手術で取りきれませんので2~3回に分けて行うこともあります。
急いでタトゥーを取りたい方におススメです。
メリット・デメリット
メリット
- 確実に除去できる
- 色や深さに関係なく除去できる
- 小さいものであれば1度の手術で除去が可能
- 広範囲のタトゥーは数回に分けて分割除去が可能
デメリット
- 皮膚を切除しなければならない
- うっすら傷跡が残ってしまう
- 皮膚の伸びがよくない箇所の施術は不可
施術について
- 施術時間
- 1時間~(範囲により異なる)
- 前処置
- 局所麻酔注射
- 通院
- 7日後に抜糸、(2~3日後に検診の場合あり)
- 入浴
- 患部をシャワーで流すのは、4日目から可能、抜糸翌日から入浴可能
経過
傷跡は少し盛り上がった感じで経過し、徐々に平坦になっていきます。また、創部周辺の凸凹が目立つ場合がありますが、時間とともに目立たなくなります。
傷跡の赤みは体質によって個人差はありますが、徐々に改善し、3~6ヶ月は薄いピンク色、半年~1年で白い棒状として残りますが、ほとんど目立たなくなります。
副作用・リスク
色素沈着、ケロイド、感染
レーザー除去法と切除法の料金
PRICE
例)縦5cm 横10cmであれば、
1回当りの治療費は{(5+10)÷2}×10,000=75,000(税別)となります。
注意事項
- ご希望により、表面麻酔または、局所麻酔を使用することができます。※別途料金がかかります。
- 広範囲の入れ墨の場合には、分けて照射を行う必要があるかもしれません。
- 1cm未満は、1cmとして計算します。(5mmであったとしても、1cmとして計算)
- 2×2cmまでは、2万円(税別)で施術します。
- 算出される費用は、一回当りの治療費です。総額ではありません。ご注意ください。
- カバーアップされた入れ墨タトゥーの除去の際には、予想されない色素の変性が予見されます。
そのため、治療が大変困難になる場合が見受けられます十分ご理解ください。
タトゥー除去の
よくある質問
FAQ
レーザー除去
- レーザー治療は痛くないのですか?
- レーザー照射時は、多少の熱感や痛みを伴います。痛みの感じ方は個人差があり、照射する部位によっても異なります。範囲が小さい場合は、冷却のみで行いますが、タトゥーの大きさや患者様のご希望により、麻酔クリームもしくは注射による局所麻酔をご用意しておりますのでご安心下さい
- レーザーを照射した後の経過は、どのようになるのですか?
-
照射後は少し火照ったような感じや、熱感を伴う痛みが持続することもあります。また、治療部位とその周辺に赤みや腫れることがありますが、1週間くらいで落ち着きます。
数日後にはカサブタができ、7~10日程で剥がれ、徐々にタトゥーが薄くなります。
- 自宅での処置は必要ですか?
-
照射直後は、軟膏薬やテープを使用して、照射した部位を保護します。ジクジクしている間は、軟膏を塗布してガーゼで患部を覆う処置を行っていただきます。その間に日焼けをしたり、こすったり皮をめくったり等の刺激が加わると炎症後の色素沈着を起こす可性があります。
かさぶたが剥がれた後の肌は、とてもデリケートな状態ですので、肌へのダメージを抑えるため、UV対策が必要です。
- レーザーを照射後は入浴できますか?
- 当日はシャワー程度にし、治療部位を濡らさないように気を付けて下さい。照射部位をシャワーで流すのはレーザー翌日から可能です。レーザー後約1週間やジクジクしている間は、照射部位を湯船につけないようにして下さい。
- レーザー治療の場合、どのくらいの期間がかかるのですか?
-
治療期間は、刺青の範囲や色、深さによって異なりますので、一概には言えませんが、 除去するまでには数回の照射が必要になります。
肌の回復を待つため、次の照射までには2~3カ月ほどの期間をあける必要があります。
切除法
- 手術はどんなタトゥーでも切除可能ですか?
-
皮膚を縫い合わせる切除法は、小さいものであれば1度の手術で除去できますが、範囲が広い場合は、数回に分けて除去します。
極端に広範囲なものや、皮膚の伸びがよくない箇所の切除はできません。
- 痛みはありますか?
-
手術中は麻酔を使用しますので、痛みを感じることはほとんどありません。
手術後は、筋肉痛のような鈍痛を感じたり、皮膚のつっぱりを感じたりすることがあります。通常の日常生活を妨げるような痛みはありませんが、痛みに弱い方は処方の痛み止めを服用していただきますのでご安心ください。
- 入浴はいつからできますか?
- 傷口を防水テープで保護した上で、術後翌日からシャワーが可能です。3日目からは多少濡れても構いません。入浴は抜糸翌日から可能となります。
- 通院はありますか?
- 7~10日目に抜糸にお越しいただきます。部位によっては2~3日後にお越しいただく場合もございます。
- 切除後のアフターケアは必要ですか?
- 抜糸までの期間は軟膏を塗ってガーゼ等で保護していただきます。抜糸後は日焼けをしないように気をつけてください。
- 術後のダウンタイムはどのくらいになりますか?
- 切除の範囲にもよりますが、翌日には日常生活に戻ることができます。抜糸は7~10日後に行います。抜糸後は皮膚の突っ張り感や引きつれる感じがございますので、軽い運動は2~3週間後、激しい運動は3~4週間くらいは避けるようにした方が良いでしょう。2カ月程度で治療跡の赤みが徐々に薄くなっていきます。
- 手術で除去した場合、傷跡はどのようになりますか?
- 切開法の場合は、タトゥーの大きさと場所によって異なりますが、皮膚を切っているので、線のような傷跡が残ります。治療直後は少し目立ちますが、年月をかけて少しずつ目立たなくなっていきます。傷口は時間の経過と共に硬さが取れ、次第につっぱり感がなくなってきます。
- 傷跡がきれいになるには、どのくらいの期間がかかりますか?
- 手術をした部位や範囲、ご本人の体質等によって異なりますが、傷跡が目立たなくなるまでには、半年~1年かかります。
- 一度、切除法の手術を行いましたが、キレイな傷とは言えません。修正手術は可能ですか?
- 可能です。以前に行った手術から半年以上経たれているようであれば一度診察にお越しください。手術が可能かを判断させて頂きます。
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2023/03/16「メルスモン(プラセンタ注射)」出荷停止のお知らせメルスモン製薬株式会社より、メルスモン注射剤が出荷停止となることが通達されましたので、在庫がなくなり次第メルスモン注射の取り扱いを停止いたします。その為、当院では現在新規の方へのメルスモン注射を受け付けておりません。
なお、今回の出荷停止は製薬会社による製造販売承認書の変更手続きによるものであり、製品の品質・安全性には影響はないとのことです。再開時期は、2024年2月中旬頃の予定です。
またメルスモン出荷停止の影響により、同じくプラセンタ注射に使用しているラエンネックも品薄になっている為、投与本数や新規の受け付けを制限させていただいております。
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