2026年3月23日
顔の印象は“点”で変わる。気になる『ホクロ』を短時間で除去してスッキリとした素肌へ
顔にできたホクロは、その位置によって印象が大きく変わります。
たとえば、目尻の近くにある“泣きぼくろ”は優しさや思いやりのある印象を与え、口元近くにあるホクロは愛嬌のある印象を与えるなど、チャームポイントにもなります。
ただ、顔のあちこちにホクロが点在していたり、形状が盛り上がっていたり、年々ホクロの数が増えたりなど、ホクロの印象が強くなりすぎるとコンプレックスになることもあります。
そんな方には、思い切ってホクロを除去してしまうのもおすすめです。
皮膚の一部のホクロを除去するなんて「痛そう」「時間がかかりそう」「傷が残りそう」など不安もあると思いますが、短時間でキレイに取り除く方法もありますので検討してみてはいかがでしょうか。
顔の印象は“点”で変わる。気になる『ホクロ』を短時間で除去してスッキリとした素肌へ - 目次
ホクロとは?
ホクロは医学用語で「母斑細胞母斑」と呼ばれ、褐色や黒色など、形も平坦なものから盛り上がったものまで、大きさは数mmから20cmを超えるものまで、様々な種類があります。
体に害のない良性なものだけでなく、時には悪性腫瘍が発生することもあるので注意が必要です。
悪性腫瘍の場合には、別の治療が必要になりますので、今回は良性のホクロの種類と除去方法についてご紹介してきます。
ホクロの種類
ホクロには、生まれつきある先天性のものと後天性のものがあります。
母斑細胞が表皮と真皮の境目の浅い部分にあるものを「境界母斑」、真皮部分にある深いものを「真皮内母斑」、境界母斑と真皮内母斑が混合したものを「複合母斑」と言います。
ホクロの細胞は皮膚の深くに行けば行くほど、表の形状は盛り上がってくる傾向があります。
主なホクロの種類は以下のとおりです。
Miescher(ミーシャー)母斑
顔面、頭、首に発生するドーム状や半球状にふくらんだ黒褐色のホクロです。毛が生えていることもあります。
幼児期や小児期より発生し、母斑細胞が逆三角形に真皮の深いところにまで存在します。顔のホクロの除去を希望される方の大半はこのホクロです。
Unna(ウンナ)母斑
上腕や太もも、首に発生しやすい直径1cmほどの黒褐色の柔らかくふくらむホクロです。
桑の実のように表面に凹凸があり、くびれがあるものもあります。母斑細胞がある深さは複合母斑と真皮内母斑のタイプがあります。
Clark(クラーク)母斑
手のひら、足の裏を含む全身に出現する平らな黒褐色の丸いホクロです。
色は中央がやや濃く、辺縁にむかって薄くなっていき、ぼんやりとして見えます。
母斑細胞がある深さは境界母斑と複合母斑のタイプがあります。
Spitz(スピッツ)母斑
若年者に多い黒褐色や赤色のホクロで、その半数が幼児期に発生します。60歳以上の高齢者では極めて稀です。全身のどこにでも生じます。
急に大きくなったり、悪性黒色腫(メラノーマ)に似ていることがあるので注意が必要です。
ホクロができる原因
ホクロは遺伝的要因と外的要因でできると言われています。
遺伝的要因としては、両親や祖父母などにホクロが多いと、その子供にもホクロができやすいという傾向です。
医学的な根拠はまだはっきりとはしていませんが、ホクロは遺伝的にできやすいということが言われています。
外的要因としては、紫外線の影響です。
紫外線によって活性化されたメラノサイトがメラニン色素を生成し、それらが蓄積して集まることで、ホクロが形成されるとされています。
そのため、屋外での活動が多い男性は、ホクロが増えるリスクが高いと言われています。
紫外線対策は、ホクロを増えるのを防げますし、肌を守ることにもつながるので、しっかりすることが大切です。
できてしまったホクロは自力で消せる?
ホクロは自然に消えることはありません。
また、除去クリームやナイフなどを使って自力で除去しようとすると、ケガをしたり、感染症を起こしたり、傷跡が残ってしまう危険性もあります。
また、ホクロを完全に取りきれず、中途半端に取り残しが出たりすることもあります。ホクロを除去したい場合は、必ずクリニックで医師に安全に切除してもらうようにしましょう。
ホクロを除去する方法
ホクロはその形状や深さ、色、できている部位、個数などによって適した治療法が異なります。
また、完全に取り去りたいのか、見た目だけ消えればよいのかなど、どこまで除去したいかによっても治療法は変わってきます。
ホクロに盛り上がりがあるかないか
盛り上がっている
■ 電気分解法(傷痕残るリスクあり、再発リスクあり、手術を避けたい大きいホクロ)
■ CO2(炭酸ガス)レーザー(傷痕残るリスクあり、再発リスクあり、軽度の盛り上がり可)
■ 切開手術(完全除去、傷痕ほとんど目立たない、再発リスクなし)
盛り上がっていない
■ Qスイッチ・ルビーレーザー(平坦で小さいホクロ、治療に回数かかる、傷痕は残らない)
■ CO2(炭酸ガス)レーザー(傷痕残るリスクあり、再発リスクあり)
■ 切開手術(完全除去、傷痕ほとんど目立たない、再発リスクなし)
治療方法
切開手術
メスで切り取って縫う方法です。比較的大きい4~5mm以上のホクロ除去に適した方法で、盛り上がりのあるホクロ、平坦なホクロのいずれにも対応可能です。
生まれつきある大きなホクロ(アザ)の場合は2~3回に分けて分割切除します。
傷痕は、3~6ヶ月くらい赤みが残り、最終的には白くて細い線になりますが、シワの向きに合わせると目立ちにくくなります。
ホクロのサイズが大きい場合は、切除後に傷痕が残るリスクがあります。傷痕が残らないにしても、治療後、しばらくは傷が目立ってしまいます。
メリット
完全に取り切れる
再発リスクなし
デメリット
1個のホクロに対して、施術時間が他の施術より長い
切除後1週間で抜糸あり
切除後1~3ヶ月はテープ保護が必要
傷痕はほとんど目立たないがうっすら線状に残る
傷痕の線が長くなる(ホクロの直径の2倍以上)
他の施術より高価
電気分解法
メスを使わず、電気エネルギーを利用して分解し、削り取る方法です。
CO2レーザーよりもキメ細やかな治療が可能で、部分によって深く削ったり、浅く取ったりと微調整できるため、医師の技量が影響します。
5mm以上でも切開手術を避けたい方は電気分解法になります。
メリット
施術時の出血が少なく、短時間で施術が完了
平坦でも盛り上がっていても除去可能
同時に複数個除去
傷跡が残りにくい
切開法に比べて安価
デメリット
ホクロが深部まであると再発の可能性がある
数か月の赤み・くぼみが残る可能性がある
傷跡が赤みや茶色い色素沈着として一時的に目立つことがある
CO2(炭酸ガス)レーザー
ホクロ内部にある水分に作用し蒸散させ、削り取る治療方法です。
局所麻酔注射を行いますので、施術中の痛みはありません。
メリット
施術時の出血が少なく、短時間で施術が完了
少しの盛り上がりも除去可能
同時に複数個除去
傷痕も早く目立たなくなる
切開法に比べて安価
デメリット
ホクロが深部まであると再発の可能性がある
大きなホクロには不向き
傷跡が赤みや茶色い色素沈着として一時的に目立つことがある
Qスイッチ・ルビーレーザー
Qスイッチ・ルビーレーザーは、肌に沈着したメラニン色素に反応して、シミ治療にも使用するレーザーです。
メラニン色素のみを破壊し、ホクロの黒い色を消すことができます。
平坦で小さなホクロに適しています。1~2カ月毎に複数回施術を行うことで、ホクロの色を徐々に薄くしていきます。
メリット
麻酔が必要ない
施術後のテープは不要
短時間で処置が終了
同時に複数箇所の治療ができる
傷にならない処置
治療直後からメイク可能
ダウンタイムはほとんどない
他の施術より安価
デメリット
治療の効果が出るまでには回数がかかる
何回目の施術でホクロの色が消えるかは予想できない
深い部分に母斑細胞が残るので、完全に色が消えないこともある
再発するリスクがある
サリアクリニックの形成外科に基づくホクロ治療
サリアクリニックは、形成外科の知識と技術をもとに、ホクロの状態や大きさ、部位に応じて最適な方法をご提案しています。
切開法による治療においても、できる限り傷跡が目立ちにくいよう丁寧に縫合を行い、仕上がりの美しさにも配慮しています。
細かな手技を大切にしながら、お一人おひとりの状態に合わせた治療を行っております。
ホクロの状態によって適した治療方法は異なりますので、気になるホクロがございましたらお気軽にご相談ください。






















