2025年12月1日
ヒアルロン酸注射でシワ改善&リフトアップ!効果・持続期間・副作用まで徹底解説
ヒアルロン酸注射は、シワ改善やリフトアップ、注入する部位やヒアルロン酸の種類、量によってはボリュームアップすることで形を整えることも可能な人気の美容治療のひとつです。
施術直後から効果を実感することができ、解剖学的な知識や技術を持つ医師が施術を行い、注入する量や部位を間違えなければ、自然な仕上がりになります。
今回は、人気のヒアルロン酸注射による効果や持続期間、副作用まで解説していきます。
ヒアルロン酸注射でシワ改善&リフトアップ!効果・持続期間・副作用まで徹底解説 - 目次
ヒアルロン酸とその効果
ヒアルロン酸はもともと皮膚や関節、細胞の隙間などにある成分で、水分を保持し、肌の弾力やハリを保つ働きを持っています。
ヒアルロン酸注射は、このもともと人体にある成分を気になる部位に直接注入することで、シワを改善したり、リフトアップするなど、ボリューム出しを狙う施術です。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので、アレルギーの心配がなく、注入後はヒアルロン酸の種類にもよりますが半年~2年かけて徐々に体内に吸収されていきます。
ヒアルロン酸注射の主な効果
シワ改善
ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインなどの深いシワに注入し、ふっくらと持ち上げることで目立たなくさせます。
リフトアップ
加齢とともに、皮膚は下垂していくとともに、筋肉や骨もやせていきます。
これに伴い、頬骨やこめかみ、顎なども凹みがちになります。
この凹んだ部分にヒアルロン酸を注入することで顔全体を立体的にすると同時に、引き締めて小顔・若返り効果を狙います。
輪郭形成・ボリューム補正
加齢で脂肪や筋肉、骨がやせ、こけてしまった頬や目の下のくぼみ、唇の薄さや平らになった額などにボリュームを与え、ふっくらとした若々しさを取り戻します。
肌の保湿感・ツヤ感アップ
表皮浅層に注入することでヒアルロン酸やエラスチンの生成を促し、肌全体に潤いを与えるとともに、肌質改善を叶えます。
ヒアルロン酸注射はこんな方におすすめ
・ほうれい線やマリオネットラインが気になる
・頬がこけて老けて見える
・手軽にリフトアップしたいけど、メスは使いたくない
・輪郭を調整して小顔になりたい
・自然な若返りを目指したい
ヒアルロン酸の種類
ヒアルロン酸には様々な種類があり、注入する部位や目的によって使い分けます。
硬めのヒアルロン酸は持続期間が長く、柔らかいものは持続期間が短いのが一般的です。
超やわらかいタイプ(浅層)
注入部位:目の周囲、細かなシワ
持続期間:約6~8カ月
やわらかいタイプ(浅層)
注入部位:涙袋、唇、口周り、浅いシワ
持続期間:約12カ月
中程度の硬さ(中層)
注入部位:ほうれい線、口角、ゴルゴ線、マリオネットライン
持続期間:約12~18カ月
硬めのタイプ(深層・リフト用)
注入部位:頬、こめかみ、輪郭形成
持続期間:約18~24カ月
超硬めのタイプ(パーツ形成)
注入部位:鼻、アゴ
持続期間:約18~24カ月
副作用・注意点
前述のとおり、ヒアルロン酸はもともと人体にある成分のため、比較的安全な薬剤です。
しかし、注射=医療行為であり、リスクはゼロではありません。
副作用やリスクを把握したうえで、医師探しをしたり、適切な治療を受けられるよう注意しましょう。
副作用の内容
内出血や腫れ
術後数日~1週間ほどで自然に消えていきます。
ダウンタイムを軽くするには術後すぐに冷却することが大切です。
違和感や凸凹感
注入量を間違えると不自然なふくらみが出ることがあります。
時間とともに馴染んでいくこともありますが、気になる場合はヒアルロン酸を溶かす製剤を注入するなど、医師に相談しましょう。
血管閉塞
非常に稀なケースですが、ヒアルロン酸を血管に誤って注入すると皮膚壊死や視力障害などのリスクがあります。
このような事故にあわないようにするには経験豊富な医師選びをすることが最も大切です。
アレルギー反応
血管閉塞とともにこちらも稀なケースですが、アレルギー反応が起こる場合があります。
ただし、ヒアルロン酸製剤は非動物由来のものが多いため、リスクは非常に低いと言えます。
ヒアルロン酸は定期的な追加注入が必要。ただし打ち続けると…
ヒアルロン酸注射は、注入後時間が経つと、体内に吸収され、その効果が薄れていきます。
そのため、効果を持続させるには継続的な注入が必要です。
継続的な注入時には、1回目と同じ注入量ではなく、注入量を微調整しないと、不自然な仕上がりになったり、場合によっては思わぬリスクを招くこともあります。
打ち続けるメリット
・肌に程度な立体感と潤いが生まれ、若々しい印象をキープできる。
・老化スピードを緩やかにできる。
・小顔効果やリフティング効果が生まれる。
・ツヤや潤い、キメが整い、肌全体の調子が整う。
打ち続けるリスク
・左右差や凹凸、不自然な仕上がりが目立つようになる。
・過剰に打ち続けることで顔がパンパンになる。
・ヒアルロン酸がうまく吸収されず“しこり”となって残ってしまう。
・ヒアルロン酸が皮膚を支えることに慣れてしまい、自らの脂肪や皮膚が支持力を失ったとき、急激に老け見えが加速する。
注入する医師・クリニックの選び方のポイント
顔全体のバランスを診て設計できる医師
ヒアルロン酸を注入する際は、1カ所だけに入れて、ふくらませると不自然な印象になるため、複数カ所にバランスよく入れる必要があります。自然な仕上がりを求めるなら、顔全体の立体感とバランス設計が巧みな医師を選ぶ必要があります。
経験豊富な医師がカニューレ(鈍針)で施術
カニューレは挿入時に毛細血管などを傷つけると血管損傷し、内出血したり、痛みや腫れが出てダウンタイムが長くなります。こうしたリスクを最小限に抑えるテクニックが必要です。
信頼できるヒアルロン酸製剤を使用しているか
ヒアルロン酸は“プチ整形”と呼ばれるように、気軽に考えているクリニックもあります。そのため、使用する製剤も安価で安全性が確保されていないものを用いるところがあります。ジュビダーム(アラガン社)、レスチレン(ガルデルマ社)など、厚労省承認製剤で安全性が確保されているものを採用しているクリニックか確認しましょう。
より安全に“長く打ち続ける”ためのコツ
医師・クリニック選びは慎重に
ヒアルロン酸注射というと“プチ整形”と呼ばれたり、軽く見られがちですが、注入する量や部位によっては、仕上がりが大きく変わってきます。経験はもちろんのこと、解剖学を熟知し、理想に近づけるデザインを実現できる医師を選ぶことが大切です。
「足す」だけでなく「引く」選択も
ヒアルロン酸は入れれば入れるほど良くなるというわけではありません。継続的に入れているうちに、もっともっとと“入れすぎ”になることがありますが、それも自分では気づかないことがあります。医師に客観的に判断してもらい、注入量は場合によっては前回よりも減らすなど“引いたり”しながら、理想的な状態をキープする必要があります。
スキンケアや生活習慣も大切
ヒアルロン酸は注入すれば、シワを改善できたり、リフトアップが叶ったり、肌状態が改善します。ただ、それだけでは肌の美しさは維持できません。紫外線や乾燥、睡眠などのセルフケアや生活習慣を整えることをあくまで大切にしながら過ごすことが大切です。
写真で経過を管理する
クリニックでは、もちろん施術歴を記録していますが、ご自身でも「どこに何を、何cc入れたか」を記録しておくといいでしょう。施術後の状態の変化やそれに対する感想なども記録しておくと、次回の施術の参考になります。
サリアクリニック特長
特長❶
サリアクリニックでは、厚労省承認の【ジュビダームシリーズ】を使用し、骨格・皮膚の厚み・表情筋の動きを見極めて、必要な場所に、必要な分だけ、丁寧に注入します。
特徴❷
注入時は、何度も鏡でチェックしていただき、ご要望を伺います。シワやくぼみが浅くなったこともすぐに確認でき、回数を必要とする治療と違って直後から効果を実感できます。
特徴❸
ヒアルロン酸注射は最も技術の差が出やすいです。適切な箇所に、どれくらいの量を入れ、誰が注入するのかで仕上がりに差が出ます。サリアクリニックでは、精密な技術とセンスを持った経験豊富な医師が丁寧に注入していきます。






















