2023年3月10日
【ワキガ治療に】ミラドライについて解説！痛みはある？効果やダウンタイム、料金も
皮膚を切らないでワキガの治療ができる「ミラドライ」をご存じでしょうか？ミラドライは忙しくて仕事を休めない人や、手術が怖いけどワキガを根本から治したい人におすすめの治療法です。この記事ではミラドライの仕組みや効果、ダウンタイムなどを解説しています。ミラドライを受けたいときの気になる疑問を解決します。
【ワキガ治療に】ミラドライについて解説！痛みはある？効果やダウンタイム、料金も - 目次
ミラドライとは
ミラドライは、皮膚の表面からマイクロ波を照射して汗を分泌する汗腺にダメージを与え、発汗機能を失わせる治療方法です。
マイクロ波によって破壊した汗腺は、再生することはありません。1回目の施術直後からにおいや汗の量が軽快したのを実感できますが、1ヶ月程度かけて次第に効果が安定していきます。
従来までワキガを根本的に治す方法は手術しかありませんでしたが、ミラドライは皮膚を切らないで根本的に治療でき、傷跡が残らずダウンタイムも短い画期的な治療です。
仕組み
マイクロ波は水分の多い部分に熱を発生させる性質があり、電子レンジと同じ原理です。皮膚に照射するだけで、水分の多い汗腺にピンポイントで熱を発生させて汗腺を破壊します。同時に、冷却システムが皮膚の浅い部分のやけどを防ぎます。
ミラドライの効果
ミラドライは、皮膚を切らないで汗腺だけにダメージを与えるワキガの治療です。施術時間は1時間程度と短く、体への負担が少ないため日常生活への影響もほとんどありません。
即効性がある
マイクロ波を当てた汗腺は熱ダメージによって破壊され、すぐに活動を停止します。発汗の機能を失うため、施術直後からワキガのにおいとともに汗の量が減ったのを実感できます。
1度の治療で高い効果を実感でき、治療そのものが1～2回で完了するため、継続的な治療費がかからないのもメリットです。
汗のにおいと量が同時に減る
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、多汗症にはエクリン腺の汗を、ワキガにはアポクリン腺の汗を止める必要があります。
ミラドライのマイクロ波はエクリン線とアポクリン腺の両方にダメージを与え、1回の施術で70～80％もの汗腺を破壊します。破壊できた分だけ汗が減り、ワキガと多汗症の治療が同時にできます。
再発がない
ミラドライで破壊した汗腺は再生することはできません。つまり、1度治療をすればワキガや多汗症が再発することはありません。
しかし、施術後数ヵ月経ってから臭いや汗が戻ったと感じる方がまれにいます。施術後の腫れが強い期間は、破壊されていない汗腺が腫れによって圧迫され、一時的に発汗できない状態です。
腫れが引いてくると再び汗腺が発汗できるようになり、臭い戻りをしたと感じるのです。
つまり、破壊された汗腺が機能を取り戻したわけではなく、再発ではありません。
元の状態からいえば、確実に汗の量もにおいも減っている状態です。治療前の状態に戻ることはありませんのでご安心ください。
ミラドライには痛みがある？
ミラドライは汗腺を破壊する治療のため、痛いというイメージがあるようです。しかし、実際には施術前に局所麻酔をしてから照射するため、施術で痛みを感じることはありません。
局所麻酔を注入する際にはチクチクとした軽い痛みを伴いますが、気になる方には笑気麻酔で対応します。
麻酔が切れ始める数時間後から、皮膚にヒリヒリした軽い痛みや突っ張り感を感じることがありますが、痛み止めを服用すれば抑えられる程度です。
痛みやほてり感が残っている間は、お渡しするクーリングパックを当てるなど肌を冷やすと比較的早く落ち着いていきます。
ミラドライの副作用
ミラドライの施術後には痛み以外に、赤みや腫れといった副作用がよくみられます。ほかにも、脇に突っ張りやしこりを感じたり、手や指先のしびれなどもあります。
副作用には個人差もあり、場合によっては症状が落ち着くまで数ヵ月程度かかることがありますが、どれも一時的で時間とともに消失します。
ミラドライの副作用と経過
痛み・腫れ・違和感・・・数日から3週間
しこり・・・4～6週間
赤み・小さな水ぶくれ・・・数週間
しびれ・感覚の変化・・・1～12週間
腕や指の脱力・・・数週間から数ヵ月
また、ミラドライで汗腺を破壊すると脇の毛根にダメージが加わり、一部の脇毛が再生できなくなって減毛する可能性があります。
ミラドライの副作用は、麻酔の使用や照射出力の設定である程度抑えることが可能です。リスクが少ないため、小学生や中学生の子どもにも照射できます。
ただし、妊娠中の方やペースメーカーなどの機器が埋め込まれている方などはミラドライを受けられません。また、ケロイド体質の方や脇に傷や炎症のある方は医師にご相談ください。
ダウンタイムは1～2週間程度
メスで切らないでワキガ治療できるミラドライには、手術のような圧迫固定は必要ありません。
日帰りで受けられて当日からシャワーも浴びれるため、仕事を休むなどの日常生活への支障が少ないです。
しかし、脇にマイクロ波を照射したあと、わきの下が赤くなったり腫れてものをはさんでいるような違和感を感じます。
赤みや腫れのピークは施術直後から翌日までで、1週間程度で落ち着き、徐々に和らいでいきます。
普段の生活には支障が少ないとはいえ、ダウンタイムの間は重いものを持ち上げたり腕を激しく動かすなど脇に負担がかかる行為は控えるように気を付けたいところです。
ある程度の安静が保てると、ダウンタイムも短くできるでしょう。
ミラドライの料金は高い？
ミラドライは比較的新しいワキガ治療で健康保険が適応がされないため、相場の料金としては20～40万円程度です。
ミラドライはほかのワキガ治療よりも費用が高いのですが、体への負担が少なく半永久に効果が続くことを考えれば、決して高すぎる料金設定ではありません。
しかし、できるだけ安く施術を受けたいと思うのは当然です。自由診療だとクリニックごとに自由に料金を設定でき、安いクリニックではミラドライを20万円前後の低価格で提供しています。
料金が安いクリニックではコストを抑えるあまり安全面でおすすめできません。たとえば、機器のメンテナンスがされていなかったり、正規の付属品が用いられていなかったりする可能性があります。
できれば相場料金と大きな差がなく、適正価格で提供しているクリニックで受けるのが安心です。
ワキガでお悩みならサリアクリニックのミラドライで決まり！
ミラドライは手術と比べて施術時間も短く、その後の管理も簡便なのに手術と同様の高い効果が期待できます。治療の効果は半永久的で、再発がないのも大きな魅力です。
ワキガと多汗症を同時に治療したい方や、手術以外の治療方法を探している方にはおすすめの治療です。
生活への負担が少ないこともあり満足度も高いのですが、費用によって治療を思いとどまってしまうケースもあります。
サリアクリニックではワキガのにおいの程度や汗の量といった症状に限らず、治療後の生活の都合やご予算なども含めて無理のない治療方法をご提案いたします。
当院のミラドライは、初回330,000円の適正価格です。2回目以降は半額の165,000円で提供しており、診察代や麻酔・薬代などすべて含んだ料金です。施術後に追加料金が発生することは基本的にはありませんので、ご安心ください。
また、当院ではミラドライのモニター価格を264,000円でご用意しています。通常価格より66,000円もお安く提供させていただいていますので、ご興味のある方はカウンセリングのときにお声がけください。
ワキガでお悩みの方はぜひサリアクリニックのカウンセリングをご予約ください。
