ミラドライでまさかの後悔！？原因と後悔しないためのポイントを徹底解説！｜脱毛・ハイフ・ヒアルロン酸・ボトックスをはじめとした美容コラム ｜愛知県豊田市のサリアクリニック｜美容整形（美容外科・美容皮膚科・医療レーザー脱毛・女性の薄毛・し…

ミラドライを照射しても完全に汗を止められるわけではありません。効果的な照射ができても1回で壊せる汗腺は7割程度です。照射範囲が狭すぎたり出力が弱すぎたりすれば、当然汗を減らすことができませんが、もともとの汗の量がかなり多い方だと思ったほどの効果が得られないことがあります。症状に合わせて照射回数を増やして照射範囲や出力を調整することで、ミラドライの効果をしっかりと実感できます。

ミラドライは新しい治療方法で、どこのクリニックでも受けられるわけではありません。塩化アルミニウムの外用やボトックス注射、イオントフォレーシスなど、ほかの多汗症治療と比べると機器が高価でメンテナンスなどに費用がかかります。

従来のボトックス注射や外用はミラドライに比べて安価ですが、一時的に症状を和らげる効果しかなく、継続することで費用がかさみます。料金が安いクリニックは施術をルーティン化したり、カウンセリングやアフターフォローの時間短縮をしたり、機器のメンテナンスがされていない場合もあるでしょう。中には正規品以外の機械をミラドライと称して安価で使用しているクリニックもあります。

ミラドライは体への負担が少ない施術ですが、個人差もあり副作用のあらわれ方もさまざまです。施術中は麻酔で痛みはほとんど気になりませんが、3～4時間経って麻酔が切れるとワキにヒリヒリした痛みや腫れ、ボコボコ感やツッパリ感などの違和感があらわれ始めます。

痛みは当日の夜から翌朝までがピークで、そのあとは徐々に落ち着いていきます。日常生活に支障がない程度ですが、腫れやボコボコ感、ツッパリ感は2～3週間程度は症状が続くことがあるでしょう。そのため、全く副作用がないと思ってミラドライを受けると後悔するかもしれません。痛み止めの服用やワキを冷やして安静に過ごしていれば、比較的早く落ち着きます。

ミラドライの施術後に後悔したという声で多いのが「効果がない」「再発した」という内容です。ミラドライを照射したあとは2～3割程度の汗腺が残っていますが、ダウンタイム中は腫れて圧迫されているため発汗がほとんどされなくなります。ダウンタイムが終わって腫れが引いてくると汗腺から再び汗が出るようになり、汗の量や臭いが戻ったと感じてしまうようです。

ミラドライを選択する方のほとんどは、肌に傷をつけたくない方や副作用に対して不安が強くある方です。定期的に通院する必要はありませんが、人によっては腫れやヒリヒリ感が強かったり長引いたりして「失敗されたのではないか」と不安になります。施術前の説明やアフターフォローがしっかりしてれば、気になる症状があっても安心して過ごせるはずです。

カウンセリングを受けるときには、説明の分かりやすさやデメリットへの対処方法がチェックできます。医師やスタッフの雰囲気、相談のしやすさも後悔しないために大切なポイントです。ミラドライの実績やアフターフォローについても聞いておきましょう。複数のクリニックでカウンセリングを受け、感じたことや説明の内容をメモしておくと比較するのも簡単です。

施術後の過ごし方はダウンタイムの経過に関わります。カウンセリングで説明されて分かったつもりでも、実際に行動するときには迷うこともあります。副作用とアフターケアについて何度も説明してもらえると、自分の症状とライフスタイルに合わせた質問がしやすく、適切なケアが行えるはずです。

ミラドライの治療費は20～35万円程度が相場です。体に傷がつかず副作用も少ない治療方法ですが、自費治療のため高額に感じられるでしょう。しかし、治療に使用する機器や物品の管理など、適切な治療には欠かせない目に見えないコストです。ミラドライは高くても1～2回で治療が完了するため、長い目で見るとコスパが良いのです。
単純に低価格なクリニックを選ぶと、思いもよらぬトラブルに巻きこまれる場合があるため注意しましょう。